Hole In The Wall

カリフォルニア州サンノゼ在のソフトウェアエンジニア。

Lumpy Jazz

Jeff Berlinの新譜が届いた。
基本的に前作のIn Harmony's Wayの路線を踏襲した、ほんわかした仕上がりになっている。ベースを全面に持ってきたソロの連続なのだが、それでいて和音を多用する彼独特の演奏法によりでしゃばり感は全然出ていない。聞いて一発でJeff Berlinだとわかる音であり、そういう意味では個性が確立していてすばらしい。彼本人も言っているが、あえてジャコパス系の音にならないようにしているそうである。ガツンとくるわけではないけれど、とっても心地よい。おやすみの音楽に良いかも(笑)。
所々に昔の頃の面影(Brufordや渡辺香津美とやっていた頃)があるのも嬉しい。
ところで"Lumpy Jazz"ってどういう意味なんだろう?"lumpy"を辞書で調べると、”演奏が下手な”なんていう意味もあるが、これはジョークなんでしょうか?