前も書いたかも知れないが、週末の夜はまとまった日本語放送の時間がある。そこで流れるCM、いったいどうしちゃったんだろうというのが多いんだが、JALの最新コマーシャル２本はその中でも近来まれに見る出来である。
一つは多分女子留学生が日本の友達に電話をしているという設定。このバカ女（あえて書きます）の喋り、80%がカタカナ英語、それも英語をカタカナ読みしただけの、日本ではまず使わない物ばかり。で、ひとしきり喋り終わった後、電話の向こうで友達が、
”ゆか、あんたカタカナ多いよ。”
（ゆか、舌をぺろっと出す）
（ナレーション）”最後に帰ったのはいつですか？そろそろJALで。”
ヴァカモン！誰が乗るか！
もう一本は、シャワーのバスタブにつかる中年オヤジ。狭くて寒いバスタブでふるえながら、日本の風呂を懐かしがるという設定なんだが、なんでブヨブヨした中年オヤジの裸（それも情けない表情つき）を見せられなきゃなんないの？
この２本はインパクトありすぎというか、はっきり言って暴力です。
