今日はかなり難しい個人タイムトライアルコース。明日の最終日のシャンゼリゼへのコースは慣習上差がつかないので、泣いても笑っても今日が実質ツール・ド・フランス最終日。
いやー、今日のレースは見応えありました。しかしLance Armstrong、どうしてこんなに強いんでしょう。他者を寄せ付けない絶対的な速さでステージ勝利。Ivan Bassoは前半とばしすぎで後半タイムが落ちましたが総合２位をキープ。
注目の総合３位争いですが、３位にいたMickael Rasmussen、なんと２度落車、４度バイクを交換。強烈なプレッシャーに耐えられなかったんでしょう。１度目の落車は特に普通のカーブでバランスを崩して。２度目はオーバースピード？でカーブを曲がりきれず、文字通り一回転してしまいます。かろうじてコースに戻るもののリズムはめちゃくちゃで、結局７位まで順位を落としてしまいました。ただこれらのアクシデントがなくても今日のJan Ullrichの出来からすれば３位を守ることは難しかったのではと思います。
これで今年のツール・ド・フランスは大方の予想通り、１位Lance Armstrong、２位Ivan Basso、３位Jan Ullrich。もちろんLanceは前人未踏の７連覇。ただ、当然と思われていることを成し遂げることのプレッシャーは当人でなければ分からないでしょう。
LanceがいなくなったあとのTdF、ちょっと想像つきませんが、今から来年が楽しみです（笑）。
