FBのパングループで出てきた言葉。知らなかったので「それ何?」と聞いたら、
tanzhong is a water roux originated from Japan.
ん、日本?なんで中国名?
と気になったんで調べた結果、「湯種 (water roux)」を使った製パン法でもちもち&長持ちする手法らしい。
湯種(ゆだね)は、小麦粉を熱湯でこねて、小麦粉中の澱粉を糊化させたもので、「湯種パンの素」ともいう。それをもとにパンを作る製法が「湯種製パン法」で、作られたパンが「湯種パン」という。湯種パンの特徴はもっちりした食感で、独特のうまみがあり、老化が遅くて、美味しい状態が長い。
神戸屋は単に「湯種」という名前をつけた食パン製品があるが、湯種製パン法に関する特許は敷島製パン、奥本製粉など複数の会社が持っている。
ということで日本発祥の「湯種」パンを中国のYvonne Chenという人が"65°C Bread Doctor"という本で紹介し、華僑&世界に広まったものの様子。
と、ここまで書いてふと思いだしたのが最近近所にオープンした中華パン屋。その名も"85℃ Bakery"。かなり人気みたいだけれど、もしかして温度にこだわるのは最近の中華ベーカリーのhypeなのか?