Hole In The Wall

カリフォルニア州サンノゼ在のソフトウェアエンジニア。

Tangzhong methodと85℃ Bakery

FBのパングループで出てきた言葉。知らなかったので「それ何?」と聞いたら、

tanzhong is a water roux originated from Japan. 

ん、日本?なんで中国名?

と気になったんで調べた結果、「湯種 (water roux)」を使った製パン法でもちもち&長持ちする手法らしい。

湯種(ゆだね)は、小麦粉を熱湯でこねて、小麦粉中の澱粉糊化させたもので、「湯種パンの素」ともいう。それをもとにパンを作る製法が「湯種製パン法」で、作られたパンが「湯種パン」という。湯種パンの特徴はもっちりした食感で、独特のうまみがあり、老化が遅くて、美味しい状態が長い。

神戸屋は単に「湯種」という名前をつけた食パン製品があるが、湯種製パン法に関する特許敷島製パン奥本製粉など複数会社が持っている。

湯種 - Wikipedia 

 ということで日本発祥の「湯種」パンを中国のYvonne Chenという人が"65°C Bread Doctor"という本で紹介し、華僑&世界に広まったものの様子。

と、ここまで書いてふと思いだしたのが最近近所にオープンした中華パン屋。その名も"85℃ Bakery"。かなり人気みたいだけれど、もしかして温度にこだわるのは最近の中華ベーカリーのhypeなのか?