ミシガン州フリントの水道水が大きな問題になっているけれど、ここカリフォルニアの水道水についてのコラムがNPRで。
これによれば、1,2,3-TCPという発ガン性物質がカリフォルニアの一部の水道水に混入しているらしい。
なんでこんな状態になってしまったかというと、シェルの化学工場から排出される汚染廃液を農薬にしてしまう、という恐ろしい行いを過去にしていたらしい。で、カリフォルニアの農家にそれを販売。現在裁判中らしいけれど、本当だとするととんでもない話だ。
で、さらに問題なのが、この1,2,3-TCPという物質についての水道水への規制というものが決まってないらしい。なので水道当局は水質検査でこの物質を調べないし、もちろん規制もしない。流石にこれは改善途中らしいけど。