Hole In The Wall

カリフォルニア州サンノゼ在のソフトウェアエンジニア。

今日の英語:reasonableness

= 妥当性。

アメリカの小学校の算数、この"reasonableness"を学ばさせるということをするらしい。まあかいつまむと文章問題等で途中計算間違いして、最終的な答えが明らかに間違ってる、ということを見ぬく能力、例えば概算とかね。

で、それについてのテスト・生徒の回答・先生の採点がreddittで盛り上がった模様。

問題は:

"Reasonableness: Marty ate 4/6 of his pizza and Luis ate 5/6 of his pizza. Marty ate more pizza than Luis. How is that possible?"

(マーティは彼のピザの4/6を食べました。ルイスは彼のピザの5/6を食べました。ルイスよりマーティの方がピザを多く食べました。どうしてでしょう?)

生徒の回答:

"Marty's pizza is bigger than Luis's pizza."

(マーティのピザのほうがルイスのピザより大きいから)

先生の採点:

"That is not possible because 5/6 is greater than 4/6 so Luis ate more."

(5/6の方が4/6より大きいのでこの設問の設定は不可能です) 

うーむ、これは算数の問題じゃないなw。問題・先生は"reasonableness"を教えようとしてるけどそのためには設問があまりに不適当。そもそも「設問に無理がある」と答えさせたいなら「ピザのサイズが同じ」という仮定をはっきり書くべき。それに対して生徒は論理的に完璧な回答。

先生が"reasonableness"を勉強すべきだこれは。