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Hole In The Wall

カリフォルニア州サンノゼ在のソフトウェアエンジニア。

カレーライスの変遷。

たべもの

日本のカレーライスに取り憑かれたオーストラリアの博士課程の学生の記事。

カレーライスの起源はもちろんインド。そのインドのカレー粉を植民地時代のイギリスが本国に持ち帰り、イギリス流に仕上げたら大人気に。イギリスでポピュラーになったカレー、今度はイギリス海軍経由で日本の海軍へ。そこでイギリス風から日本風の「カレーライス」誕生、ということになったらしい。日本の海上自衛隊はその名残りか、毎週金曜日は艦上で「カレーの夕べ」、ウェブサイトにはそれぞれの艦特製カレーのレシピまで。

で、更に面白いのが、この記事の学生の研究対象が北朝鮮社会。ある時日本で在日朝鮮人コミュニティについて調べていたことがあり、その時に在日朝鮮人の友人とカレーの話になったらしい。それによれば、

"I managed a small restaurant in a northern city of North Korea. We served karē raisu and other dishes from Japan. It was a hugely popular place to eat for North Koreans, and I became quite famous for my curry."

元在日だった女性、北朝鮮に戻って日本食屋を開業、カレーが大人気になって超有名になったそう。また、

Immigrants from Japan struggled to survive the often-harsh conditions of North Korea. Access to imported karē raisu and other imported food products became a matter of life and death. They used karē raisu as a currency, trading it for local products — kimchi, rice and meat — and strategically gifting it to cadre of the Korean Workers' Party. The more industrious, daring individuals opened black market curry and noodle stalls operating out of their apartments. 

 元在日朝鮮人たち、北朝鮮の悲惨な状況の中、カレーを通貨として使うことも。そんなに価値があったのか…。さらには自分のアパートで闇カレー屋を開業する輩まで。

いやしかし、インド→イギリス→日本→北朝鮮。すごいなカレーライスの変遷。