Hole In The Wall

カリフォルニア州サンノゼ在のソフトウェアエンジニア。

今日の英語:locavore

= locally-grownの食材を使った食事をする人。

NPRでパン記事があったんで取り上げてみる。

バーモントのElmore Mountain Breadというパン屋さん、石挽きのミルを導入して全粒パンを焼きだした、という記事。これ読んでミル購入熱が再燃しかかったw。

まあNPRのコラム、一般向けに全粒の良さを解説した記事なんだけどその中で目を引いたのがこの一文。

According to Food and Drug Administration guidelines, flour can be called "whole grain" if only 51 percent of all those components are added back in. 

 市販の全粒粉、小麦の粒をただ挽いて作るのではなく、endosperm/germ/branそれぞれを個別に調達、ミックスして「全粒」と謳っていることがある。なのでどこの馬の骨とも分からない胚芽やブランが混じってる可能性があるのは知ってたけど、上の文によればFDAガイドラインでの「全粒」は更にそれらが"51%"含まれていれば「全粒」と謳って良いことになっているらしい。ううう。

この点は"identity-preserved"な小麦を使った全粒粉を使えば問題ない。先週のパン焼きでCommunity Grainsの"Hard Red Winter Wheat"の全粒粉が底をついたんで、今週からはこれ、

Prairie Gold - 100% White Whole Wheat flour

 これも一応identityは明確な粉のはず。この製造元のあるモンタナの"Hard White Spring Wheat"。んでFAQ読んでて気になったのがこれ、

Actually the first question we usually get is 'What is impact milling and why don't you stone grind your grains?' The answer is simply that impact milling, we think, produces a much superior flour than either commercial roller mills or stone milling operations.

Wheat FAQs | Wheat Montana

 この粉、石臼挽きでも、もちろんロール挽きでもなく、「インパクト・ミリング」という方法で挽かれているらしい。通常挽くときの温度が低温なほど粉の酸化が少なく宜しいんであるが、この方法は低温挽きを実現しているんだそう。

内容が"locavore"とほぼ全く関係ない内容になってしまったw。そもそもモンタナの粉使ってたら"locavore"じゃないし。