今まで何度も法案が持ち上がりながら、飲料業界の圧力で潰されてきたソーダ税。しばらく前に全米で初めてバークレーでソーダ税導入が可決・実施されているんだけど、今回の投票ではサンフランシスコ・オークランドでその導入が問われている。
んで、飲料業界とそれに反対する団体で熾烈なコマーシャル合戦が繰り広げられてるわけだが、ソーダ税反対派のコマーシャルがひどい。そもそも「ソーダ税」という言葉を使わず、「グローサリー税」とすり替えて、「増税はもう十分!」などと謳っている。
小売店がソーダ税による値上がり分の負担を他の日用品に転嫁するかもしれない、というのが論拠なんだけど、なんだよそれ?なレベル。そんなめんどくさいことしないだろ。ミスリーディングも甚だしい。実際既に導入したバークレーでは、ソーダ税導入で加糖飲料の消費が21%下がった、というレポートがある。
で、最近出てきた新しいバージョンのコマーシャル:
えっと、バーニー・サンダースがソーダ税反対なの?と思ってたら、
えええ!彼の了承なしに勝手に文脈ぶっちぎってコマーシャル流してたんかい!
まあどっちが悪者かは子供でもわかるよね。