アメリカ訴訟の象徴のように扱われる、例のマクドナルドのコーヒーで火傷して、賠償金ガッツリふんだくった女性の話の真相が。
実際に起ったことは皆が想像するようなこととはかけ離れていたらしい。
- こぼれたコーヒー、足と局部に三度(最も重症)の火傷でショック症状に。病院で皮膚移植の手術。執刀医曰く「扱った中で最悪な火傷の一つ」。
- 当時のマクドナルドのコーヒーはほぼ沸騰する温度(190F)。マクドナルド側もこれが危険なことは承知していて、それまでに700人もが火傷した、という事実が。
- この女性、当初は裁判するつもりがなく、実際手術で支払った費用($20,000)をマクドナルドに請求。マクドナルド側は6ヶ月待たせた挙句、$800を提示。彼女は調停で収めようとしたけど、マクドナルド側納得せず、法廷へ。
- 陪審員たちがマクドナルド側の不誠実な対応に憤慨。お仕置き決意。2日分のコーヒー売り上げ、2.7ミリオンドルを請求。結局そのうち$600,000弱が彼女のもとに。
これによれば決して欲張り婆さんがコーヒーをちょっとこぼしてミリオネア、ってことではないらしい。