= Korobu(転ぶ)。
というのは訳としてちょっと変かも。本来は「宗教を捨てる」。というのもこれは奥と今日観に行ってきた映画の中から。*1
奥が観たいと言っていた映画"Silence"。NPRでさんざん広告(じゃないか、紹介か)が入ってたし、テレビでもトレイラーが流れていたんで自分も観たいと思っていた。この前までは"select theaters"でしかやっていず、直近なのがサンタクルーズで敬遠してたけど、徒歩圏映画館wで上映するようになったんで散歩がてら。
広告だとマーチン・スコセッシ監督という点が強調されてたけど、遠藤周作に寄るキリスト教宣教師のストーリー。自分はプロットはもちろん、前知識はトレイラーのみ、という状態で観たけれど、これは深かった。布教活動、という行為が如何に布教する側・される側共に苦しむのか。それを取り除くのは宗教じゃないんじゃないか、とかボーッと考えさせられた。
自分はあんまり映画観ないけど、スコセッシ監督で観て覚えてるのがこれ、
まあ映画というか、ストーンズのドキュメンタリーライブなんだけど、ぜんぜん違う作風で面白い。というか、もう8年も前なのか…。
*1:と、疑問に思って調べたら、
The Japanese term for apostasy was Korobu
The Christian Century in Japan: 1549-1650 - Charles Ralph Boxer - Google Books
とあった。戦国・江戸時代の言葉らしい。