Hole In The Wall

カリフォルニア州サンノゼ在のソフトウェアエンジニア。

続:燃費

朝出社途中で給油。燃費を計ると前回とまるで同じ、26.9mpgだった。満タン法が正確なのか、タダの偶然かわからないが、同じ道を同じ人間が走っているだけなので当然といえば当然だ。
いつもあまり気にせず一番安いグレードのガソリンを入れていたが、ふと気になってマニュアルを見てみたら、最低90オクタンのガソリンを入れるようにと明記されていた。ということはレギュラーを入れるとノッキングが起こってエンジンにダメージが加わるかもしれませんと言いたいんだろう。まあ実際はそんなことまず起きないだろうし、前のオーナーがハイオク一筋だったとも思えないが、やはり指定されたガソリンをこれから入れることにしよう。つまり一番高いグレードのガソリンを入れないとダメってことだ。くぅ〜、日本のハイオク仕様車はこんなこと無いんだけどなぁ…。

オクタン価の話:

ところで、この辺のガススタンドは通常3種類のグレードのガソリンを売っている。オクタン価はそれぞれ87, 89, 91。そういえば92っていうのも見た気がするのでウェブで調べたら、こんなのを見つけた。要はMTBEというオクタン価を上げるための添加剤が環境に悪いため、カリフォルニアで使用禁止になり、そのためオクタン価が下がったらしい。
ちなみにアメリカのオクタン価の指標はAKI(Anti Knock Index)という単位が使われる。これは前のリンクの写真にも載っているが(R+M)/2法とも呼ばれ、RON(Research Octane Number)とMON(Motor Octane Number)の平均値である。日本ではAKIの代わりにRONがオクタン価の指標として使われるため、オクタン価は同じガソリンでもアメリカよりも高く表示される。通常日本のプレミアムガソリンのオクタン価(RON)は98〜100である。