Hole In The Wall

カリフォルニア州サンノゼ在のソフトウェアエンジニア。

Serena Williams敗れる@US Open。

うちに帰った時にちょうどSerena Williamsの記者会見をやっていた。かなり感情の高ぶったインタビュー。何だろうと思ってみてみると、どうやらファイナルセットの1ゲーム目で審判がとんでもないミスジャッジをやらかしたらしい。そのリプレイを見てみたが、Serenaの球は明らかにサイドラインより5センチは内側に入っているエースだ。線審はもちろん”イン”の判定だったのだが、主審がそれをオーバーコール。これはひどすぎる。tennis.comによれば:

Unfairly, unbelievably, Serena Williams was robbed of a point by an umpire's mistake at the U.S. Open, just like her sister was at Wimbledon. It happened in the opening game of the third set between Williams and Jennifer Capriati, who went on to win their Open quarterfinal 2-6, 6-4, 6-4 Tuesday night.

"I'm very angry and bitter right now. I felt cheated. Shall I go on? I just feel robbed," a composed Williams said, laughing a bit. "At first, I thought it was another Wimbledon conspiracy."

他のスポーツでもそうだろうが、テニスでは主審は神と同じである。白を黒ということもできる。しかし現在ではテクノロジーが発達し、すべてのボールの落下点が瞬時にCGでリプレイできるようになっているので、はっきり言って審判なんていらないんじゃないかと思うこともある。いらないというのは言い過ぎだとしても、審判がそのCGを見ながらコールすればこんなかわいそうな事件は起きなかったんじゃないかと思う。実際既にサービスだけは機械判定が行われているんで、それ以降も機械を用いて判定しても、何ら不都合はないはずである。今回のミスジャッジの張本人の主審にしても、全世界に自分の間違いが放映されて、穴があったら入りたい気分になってるに違いないし。。。
なぜ未だに主審の目だけに頼るのか、理由が今ひとつ不明だ。