”デローリアン”といってもピンとこない人も、”バック・トゥ・ザ・フューチャー”に出てくるガルウィングの車、といえばだいたい知っているんじゃないでしょうか(私と同じ年代なら、笑)。
このデローリアンを作ったJohn Z. DeLoreanが先週80歳で亡くなったんですが、それにちなんでマーキュリーニュースでデローリアン特集が組まれていました。そこから抜粋したファクトシート:
- DMC-12(デローリアンが作った唯一無二の車種)は1981年から1983年の3年間に9,200台製造。そのうちの約7,000台が現存していると思われる。
- デローリアン社は設立当初から資金不足、$25,000もする販売価格、それに当時は不況で、経営難が続く。ついに1982年にJohn DeLoreanが麻薬の売人容疑で逮捕され、その年に会社更生法申請。
- 一時は$17,000ぐらいで落ち着いていた中古価格も、ここ4,5年で価格が高騰し、レストアされたデローリアンは$30,000近くで取引されている。
- ボディカラーはシルバー一色のみ。理由はシンプル。塗装されていないステンレスボディだから。
- デローリアン愛好者は超エンスーが多い。とある日本人はデローリアンのあるガレージを訪れるのがアメリカ旅行の目的の一つだったと語るそのガレージのオーナー。(ちなみにその日本人のもう一つのアメリカ旅行の目的はディズニーワールドで家族奉仕 :)
- "530"という伝説のプロトタイプが3台だけ製造された。ツインターボ仕様。