Hole In The Wall

カリフォルニア州サンノゼ在のソフトウェアエンジニア。

カリフォルニア州の運転免許

加州の外国人への運転免許発行ルールが、*また*変わったそうです。

1 有効な旅券及び査証を有する外国人に発給される自動車運転免許証の有効期限はI-94の期間を限度とする(したがって、E査証では最大2年)。(注)

2 この運用は、本年8月1日以降に申請されるすべての自動車運転免許証の新規発行及び更新に適用される。(なお、本年8月1日以前に既にお持ちであった自動車運転免許証の期限に変更はありません。)

*** 中略 ***

(注)これまでカリフォルニア州では、原則、お持ちの査証の種類にかかわりなく、有効な旅券及び査証を有する外国人に対しては米国民と同様の5年間(新規の場合は発行日から5回目の誕生日まで、更新の場合は更新前の免許の失効日から5回目の誕生日まで)の自動車運転免許証が発行されてきましたが、今回の運用方針の変更により、今後発行される自動車運転免許証の期限は、お持ちの査証の種類によって異なることとなります。

あれれ、これって昔のルールへの明らかな退行だよなぁ。昔日記ネタにしたことがあるんでそれを引用してみると、

今日突然カリフォルニアの運転免許証が送られてきた。今までは我々のようなnon-immigrant visaを持っている者はI-94(パスポートにホチキスで留められる、アメリカに滞在できる期限を書いた紙切れ)の期限が免許の有効期限と定められていた。だがどうやらその決まりが無くなったらしく、申請した日から4回目の誕生日まで有効の免許を再発行しているようだ。私の場合5ヶ月(!)ほど有効期間が延びた。アメリカらしさを感じるのは、再発行の理由が4年間分の料金を払ってあるからということだ。ただ、あの悪名高きINSの手から逃れただけでも大進歩といえよう。


2000年6月20日 22時57分34秒 PDT (太平洋標準時)

お役所の決まり事、その場の状況によって正反対になるという、良い例かもしれませんね。