元ポーシュ君と行く。今日無理矢理誘ったんだけれど、ちょうど奥さんが日本に帰っているんで好都合だったようだ。
で、”ナベサダ”である。はっきり言って自分はほとんど彼の曲を聴いたことがない。なのである意味新鮮だった。メンバーは彼の他はこんな感じ:
- Alan Pasqua (piano)
- Dave Carpenter (bass)
- Peter Erskine (drums)
- N'diasse Niang (percussion)
Alan Pasquaはついこの前のAllan Holdsworthのライブで見たばかり。あの時とは違って今日はオーソドックスな演奏。どことなくMcCoy Tynerを思わせるフレーズを弾く。Dave Carpenter、どっかで聞いたことある名前だと思ったらこれもHoldsworthつながり。ただこっちもウッドベースでオードソックス。Peter Erskineは自分の中のイメージとはまるで別人に変身していた(笑)。気のいいおじいさんといった感じ。N'diasse Niangはセネガル出身で日本人の奥さんを貰っていまはナベサダの近所の横浜に住んでいるそうである。
で、”ナベサダ”である。初めて真面目に聴いた印象:パーカーそのまんま(笑)。特にアップテンポの"See What Happens"(だったかな)という曲なんか"Salt Peanuts"に酷似している。パクリと言っても良いくらいだ。ただあのお歳(73歳と言ってた)であれだけなめらかに吹けるのは驚嘆に値する。
一曲終わるごとに両手を横に広げてポーズをとるのだけれど、それが妙にかわいく見えたりする。ここまで知らない曲ばっかりのコンサートも久しぶりだったが、せっかくカリフォルニアでライブしてるんだから、”カリフォルニア・シャワー”でも演奏して欲しかったかも。