イギリスから来た新人君のアクセントでもうひとつ気になったこと。"drawing"を"drawring"の様に発音するんである。おお、これは昔々Mike MyersがSNLでやってたスキットにあったなぁとか思ってちょっと調べてみた*1。
その結果英語にはrhoticというアクセント群とそうではない群(non-rhotic)があるらしい。前者はスペルに表れる"r"を全て発音する、つまり巻き舌系のアクセント群。後者は例外を除いて"r"は母音の前に来る場合のみ発音。"hard"や"card"にその違いが表れる。で、後者の例外の一つに"intrusive R"というのがあり、母音と母音がつながる場合、そこに"r"を挿入して発音するケースがある。というわけで"drawing"が"drawring"の様になるらしい。
自分の名前、いまのところ"Naroto"とスペルされたことはないけれど、そのうちNon-rhoticな人々が"intrusive R"してこうスペルされるかもしれない。いやその前に"Naruto"がありそうだな。
