Hole In The Wall

カリフォルニア州サンノゼ在のソフトウェアエンジニア。

献血した。

今回はじめて成分献血をやってみた。通常の献血はWhole bloodと言って血液そのままを1パイント(473ml)採取するんだけれど、今日行ったのはDouble Red Cellsというもの。こんな装置を使う。

この分離器で血液から赤血球のみを抽出して、残りは再び体内に戻ってくる。Whole blood献血がただビニールの袋に血液が溜まっていくのに比べて、これはちょっとハイテクだ。上腕に血圧測定のようなバンドを巻くんだけれど、この空気圧が多分コンピューター制御されていて、血液の圧力に応じて微妙に空気圧も変わる。数分血液を放出したあとは赤血球を抜き終わった残りの血漿がスーっと逆流してくる。いくら自分の血液成分とはいえ、黄色い液体が体内に入ってくるのはちょっと不思議な気分である。30分ぐらいかかってようやく終了。自分の場合400ml採取だったんだけれど、ドナーの状況によって採取量に3通りあるらしい。採取した赤血球のみの袋はいかにもというどす黒い色。
Double Red Cellsを行うと通常の2倍のドネーション扱い、なので次の献血までの期間も2倍取る必要がある。まあ経験としては面白かったけれど、次回からはwhole bloodでいいかな。時間かからないし。今日の戦利品はTシャツ(Double Red Cells特製)とPeet'sのタダ券。
ところで自転車乗りとして気になるHgbは14.6。可もなく不可もなく。ただ今日大量に赤血球を放出したんで現時点では下がっているはず。