数日前のLATimesの記事。
A new genetic study suggests that high-density lipoprotein, the so-called good cholesterol commonly known as HDL, may not actually be as good for us as physicians previously thought. A study of more than 100,000 people found that those with genes that promote production of higher-than-normal levels of HDL do not have a lower risk of having a heart attack, a finding that has surprised researchers immensely.
HDL, the good cholesterol, may not be so good. - Los Angeles Times
今まではHDLが心臓発作になるリスクを下げる、というのが定説になっていたけれど、遺伝的にHDLの値が高い人の心臓発作のリスクが、そうでない人のリスクと変わらなかったという研究結果が発表された。研究者たちがこの結果から推測しているのが、「実はまだわかっていない何らかのファクターがあり、それがHDLの値を高めると同時に心臓発作のリスクを下げている」という予測。ただLDLに関しては「悪いコレステロール」という事実には変わりないらしい。やはり遺伝的にLDL値が高い人を同じように調べた場合、心臓発作のリスクが普通より高いという結果に。
私はHDLの値がかなり高いのだけれど、だからといって心臓発作リスクが低いわけじゃあ無いということらしい…。その「何らかのファクター」を早く見つけて欲しいもんである。
