そんな音楽のジャンルがあることを知る。
この"Shotgun Blues"という、いい感じの曲の解説に"murder ballad"という言葉が出てくる。
Murder ballads are a sub-genre of the traditional ballad form, the lyrics of which form a narrative describing the events of a murder, often including the lead-up and/or aftermath. Traditional ballads are independent from broadsheet ballads insofar as the typical broadsheet form does not use the same formulas or structures and is rooted in a literate society: traditional ballads flourished within non-literate groups within society.
殺人をテーマにした、トラディショナルなバラッドのことを言うらしい。それとは別に"broadsheet"と呼ばれるバラッドもあり、そっちは教養のある高尚なｗバラッド、トラディショナルな方は無教養なタイプとして区別がある、と書かれている。まあ殺人がテーマなんで無教養はあながち間違いないのかも。
それにしても日本語ウィキペディアのバラッドのところにも殺人バラッドが出てくるけど、
バラッドには、以下のような種類がある。
- ブロードサイド・バラッズ：かわら版と同じ判型に出版されて流行したバラッドのこと。17世紀イングランドに源流があり、アメリカ民謡の祖型になったと見なされている。トマス・レイヴンズクロフトが作曲・編集した曲集が有名。
- 人殺しのバラッド(マーダー・バラッズ):ブロードサイド・バラッズのうち、殺人者がおのが罪をひとりごちるという体裁をとったもの。最後に主人公が収監されたり、処刑されておしまいになる。
えっと、英語Wikipediaと言ってることが逆なんですが。"murder ballad"は"traditional ballad"で"broadside(broadsheet) ballad"には属さない、と書いてあるんだけどな。
