ここでも紹介したけど、それはジョージ・タケイ主演のブロードウェイ・ミュージカル。
1月にニューヨークで上演した舞台をフィルミング。それを今日一日だけ各地の映画館で上映する、という催し。
日系アメリカ人一家、第二次大戦での収容所での出来事、442部隊に志願した主人公&姉夫婦の心の拠り所・忠誠をテーマにした話だけれど、こんなの観るのはあんまりいないんじゃないか、ガラガラなんじゃないかとか心配したら、
満席!開演直前に行ったら前から3列目ぐらいからしか空いていなかった。客受けも大変よろしく、決めの箇所で拍手。隣のおばはんは終演時に泣いてた。
それにしてもこの上映、自分のallegianceがどこにあるのか、という事を内省させてくれる。自分の場合、認識としてはもちろん日本人だけど、生活の殆どはアメリカ基本だし、政治・経済どちらが自分に影響するか、と言われればもちろんアメリカだし、色んな意味で考えさせられた。
まあそれはそれとして、「石から石へ」ということわざ、ほんとにあるのか?とか「我慢=carry on」なのか、とか些細な疑問は残る。ちなみに最後のセリフは「我慢」。