Hole In The Wall

カリフォルニア州サンノゼ在のソフトウェアエンジニア。

ウニが高騰(するかも)

もう一発KQEDから。

北カリフォルニアの海、モントレー水族館の象徴でもあるケルプ(昆布)フォレストが特徴なんだけど、その90%が消滅という危機的状況なんだそう。その原因になってるのが数年来の温暖化と、昆布を貪り尽くすムラサキウニの異常繁殖のためらしい。

ウニが増えるんならタイトルに書いたように値段が高騰するはず無いんじゃ、と思うけれど、

http://ww2.kqed.org/news/wp-content/uploads/sites/10/2016/12/RS20924_IMG_1735-qut.jpg

昆布が不足してサバイバル状態に入ったムラサキウニの中身はこんな感じ。収穫する意味なし。そもそも収穫するウニの種類はムラサキウニではなく赤ウニ。赤ウニはムラサキウニほどがめつくないんで駆逐状態なんだそう。ということでウニの価格が上がるかもしれない。

んで、そもそもなんでムラサキウニが増殖してるかというと、数年前に流行った伝染病でウニの天敵であるヒトデが壊滅状態になったんだそう。科学者曰く、ここ最近ヒトデが増えだしたんで、この状況から抜け出せるかも、と言ってるけれど、ヒトデが増えたら赤ウニもやられちゃうと思うんだが。