Hole In The Wall

カリフォルニア州サンノゼ在のソフトウェアエンジニア。

フッ化物入り水道水。

KQEDのこんなコラムを聴いた。

サンフランシスコの児童、総じて10年前よりも虫歯が減ってるのはいいことなんだけど、アジア系児童、特にチャイナタウンの子供たちの虫歯率が他の地域・エスニシティよりも高いんだそう。決定的な原因はわからないけれど、本国中国の習慣、虫歯にかかってから歯医者に来る、というのが要因の一つなのかも、という見解。

まあそうだよな、自分もそうだったし。今でこそ違うけど、アメリカ来たての頃は保険で年2回チェックアップがカバーされるんで診てもらわなきゃ損、という立場だったしな。

んで、それはいいとして、気になったのがこのくだり。

Tap water was also a concern. “Many of them actually are not comfortable drinking tap water,” Nip said. That’s an issue because tap water contains fluoride, which has been shown to help prevent cavities. 

 水道水にfluoride(フッ化物)が入っているんで虫歯の予防に役立つんだけれど、大多数は水道水を飲用にするのに抵抗があるから、というのが一因とのこと。へー、フッ化物入りなのか、と思って調べた。

去年末のMercury Newsの記事。それによるとサンノゼはアメリカ中でフッ化物を混入しない最大都市だったらしい。それがSanta Clara Valley Water District, Health Trust, First 5 Santa Clara County, California Dental Associationのそれぞれの団体がドネーションしたことによりようやく実現。サンノゼ水道局のサイトには、

Beginning December 5, 2016, the Santa Clara Valley Water District will begin delivering fluoridated water to SJWC. As a result, we will in turn deliver fluoridated water to customers in certain parts of our service area as listed in our letter to customers. Over the next year, we will conduct additional sampling to evaluate the level of fluoride as well as its reach in our water system and will communicate our findings to customers.

Fluoride | San Jose Water Company

 去年の12月から段階的にフッ化物入り水道水を配給しているらしい。

ここに去年9月にステートメントと一緒に送られてきたパンフレットがあるんだけれど(多分うちの場合ゴミ箱直行だったかもw)、それによれば、

Zip Codes with Fluoridated Water 94024 95111 95120 95124 95132 95148 95008 95112 95121 95125 95133 95032 95116 95122 95127 95134 95035 95118 95123 95131 95136 

 これらのジップの地域に配給。おお、うちも入ってる!

歯医者でのチェックアップでも最後にフッ素の泡を30秒噛むオプションがあるけれど、何故かうちの保険はこれがカバーされないんだよな。なのでいつもopt-outしてたけど、これから水道水のフッ化物で虫歯予防することにする。