Hole In The Wall

カリフォルニア州サンノゼ在のソフトウェアエンジニア。

Pride Parade/Monthで思う事。

先月の6月はPride Month、LGBT月間。毎年派手なパレードが行われるんだけど、最近はsame sex marriageも法制化されて当然のこととなったし、パレードとか企業のinclusion/diversityアピールが強すぎて逆に宣伝の場ですか?という気もしないでもなかったけど、今朝のNPRで考えを改める。

KQEDのPerspective。今日はSFで先生をやっているゲイの人のエッセイ。パレードのお昼に同席したシャイな女性に話しかけたら意外な事実が。

カリフォルニアの田舎からパレードに参加しに来たその若い女性、信心深い農家に生まれ育って自分がゲイであるという事実を未だ家族にカミングアウトできず。今日も内緒でパレード見に来たけれど、もし家族が知ったら家に入れてもらえない、と言いながら泣き出してしまう。で、この先生、彼女にカミングアウトを勧めて家族にわかってもらうよう進言。彼女の新しい一歩に責任を感じると同時にこの状況に悲しくなったそう。

ここベイエリアだとLGBTとかあまりに普通すぎて逆に忘れてたりするけど、未だこういった人々がカリフォルニアにでさえいるということはLGBT月間で認識を高めたりパレードしたりってのはやっぱり有意義な行為なんである、と再認識。