アメリカの大都市にはニューヨークなり、ボストンなりそれぞれ固有の英語アクセントがあるけれど、サンフランシスコは?という疑問。
ミッション地区のアイリッシュたちの間のアクセント、"Mission Brogue"がそうなんじゃ?という意見もあるけど、やっぱりユニバーサルな所謂「サンフランシスコ・アクセント」というのは存在しないという結論。そりゃそうだよな、ゴールドラッシュで全米各地から集まってできた街だからね。というあまりおもしろくない結論w。
ただ、視野を広げてカリフォルニア英語という観点から見ると、最近の若年層を筆頭に"Great California Vowel Shift"という動きがあるんだそう。よく説明できないけど、母音を口の奥の方で発音せず、口先側で発音するように変化してきている、ということならしい。
この話題、というか上のコラムをなんで知ったかというと、今朝の"The California Report"でちらっとやってたから。
A Changing California Accent
That stereotypical California accent you hear on shows like Saturday Night Live is becoming more realistic, at least compared to young people.
Guest: Chloe VeltmanL.A. Teachers Strike Makes Waves Across California | KQED News
この中で取り上げてたこのクリップ、
これの16秒あたりに出てくる、"heave-ho"の「ほ〜」の部分がまさにそれなんだそう。California Reportの2人も声を揃えて真似してるんで、よっぽど特徴的に響くんだろう。
一応ウィキペディアにも、
California vowel shift
New vowel characteristics of the California Shift are increasingly found among younger speakers.
とあるんで、この"Scooter Devotee"の喋りがカリフォルニア・アクセントということで間違いない様子。口がとんがりそうでやだけど。