ベイエリアきっての農園、K & J Orchardsの素材を使ったディナーイベントがCampbellのManresa Breadで。
Manresa Breadロケーションなんでパンを期待したら全く出てこず。Averyさんはディナーメニューの指揮を取っただけの様子。
で、偶然座った席の隣がなんとK & J Orchardのオーナーさん(右)だった。
なので農園の話をバッチリ聞くことが出来た。以下ポイント。
- ベイエリア、北はカリストーガから南はロスガトスまで、French Laundryを始めとする著名レストラン200店舗に納入。流通系には出さず、その他はファーマーズマーケットのみ。
- 創業40年。K & Jはご両親の頭文字。お母さんはアジア系ファーマー、お父さんはUC Davisの教授で果樹のドクターのお仕事("p"で始まる単語だったけど失念)。カリフォルニア&USDAの公認なんだそう。
- 社員10名、忙しい時は季節労働者20人ほど。
- すべてがオーガニックではない。理由を聞いたら"political"絡みらしい。
まあこのぐらいにして、料理である。
ディナー開始前のリフレッシュメント。プラムのピュレ。
料理はすべてK & J Orchardsで取れた果物使用。初めはガスパチョ。
果物とミントってよく合う。
ハマチにPluot & Green Plum。"Pluot"ってプラムにアプリコットを交配しただけなのかと思ったら、更にそれにプラムを交配するんだそう。なので2/3がプラム、残り1/3がアプリコット。今日は出てこなかったけど"Aprium"はその逆。なるほどね、そういう区別があるのか。
次、地元Llano Seco豚のポークベリー。
うん、これは想像通りのパワー。クリスピーカレーライスも◎。
デザートはイチジクにチョコレートムース。このイチジクがムースに食感もコクも全然負けてない。振ってあるロックソルトがよろしい。
ひさびさ楽しいディナーイベントであった。見つけてくれた奥に感謝。
失念してた単語は"Pomologist"。お父様のオビチュアリーより。