一昨日スウェーデン系アメリカンの上司がTwitterに載せていたドウが気になって調べた。
TIL: “伝統的なロールパンの一種、Lussekatt (ルチアのロールパン)はサフラン入りで、12月13日に食べられている。” / “聖ルチア祭 - Wikipedia” https://t.co/rbXZx6w9p5
— Naoto Sato (@naotoj) December 13, 2020
なるほど、ということで昨日の12月13日用の奥のAdvent Calendarに提案。そしたら奥の持っているレシピ本に載ってることが発覚、しかも必要なサフラン等も丁度手元に。
ということで奥が焼いてくれた。
これ、本来は「逆S字」が普通らしいけど、猫が丸くなっているという説も。なので聖ルチア祭の猫=Lucia Cat -> Lussekattになったらしい。しかもスウェーデンでは、
In Norway, Sweden and Swedish-speaking regions of Finland, as songs are sung, girls dressed as Saint Lucy carry cookies and saffron buns in procession, which symbolizes bringing the Light of Christ into the world's darkness.[7][8]
聖ルチアの服装を着た女性たちが歌いながら行進する時に手に持つもの、暗黒の世界を照らすキリストの光を象徴しているんだそう。おお、今の世界にぴったりじゃないですか。
上司に焼いたことを知らせたら、こんな音楽を聞きながら食べるといいよ、と教えてくれたのがこれ、
おお、こんな感じなのか…。と一曲目を聴いたらなんとカンツォーネのサンタ・ルチアじゃないですか。そういうことなのか…。
スウェーデン、デンマーク、ノルウェーでは、冬1年で最も暗い時期に行われる光の祭、聖ルチア祭に合わせた歌詞が付けられた。スウェーデン語の歌詞バージョンで有名なものベスト3は、「Luciasången」別名「Sankta Lucia, ljusklara hägring」(聖ルチア、光の幻想)、「Natten går tunga fjät」(ゆっくりと夜の散歩)、1970年代の幼児バージョン「Ute är mörkt och kallt」(外は暗くて寒い)である。
なるほど。パン一つで色々知見が増えた一日であった。