チップスはまず食べないんで、Flamin' Hot Cheetosがどのぐらいポピュラーかも、その起源も知らなかったけど、
What the anger over Flamin' Hot Cheetos story is really about - Los Angeles Times
これ読んで、ラティーノの間では沽券に関わる問題なことを知る。
というのも、
That’s why I recounted Montañez’s success in my 2012 book “Taco USA: How Mexican Food Conquered America.” I repeated it two years ago to San Francisco public radio station KQED, going so far as to state: “When it comes to Mexican food, there [are] so many origin stories ... and almost all of them are just a bunch of lies. The Flamin’ Hot Cheetos origin story is one of the very few that has actually been verified.”
メキシコ料理の起源、大抵はでっちあげだけどFlamin' Hot Cheetosだけは本物、とKQED引用付きで紹介されて、
今日のKQEDのForumで話題になってたのを聴いたからなんだけど（長いよｗ）。
元ネタのLA Timesの記事ではこのFlamin' Hot Cheetosの起源もやっぱりでっち上げ、とやったからそれこそFlame war状態に。真相は結局わからないけど、色々メキシカンの起源の知見があって面白い。例えば、
- チートスの親会社、フリトレーの創始者、大恐慌時代にオリジナルレシピをメキシコのある人から$100で購入して成功。後1982年にレシピを売ったメキシコ人が判明。
- ドリートスはフリトレーの重役がメキシコ旅行中にひらめいた、とその重役の死後ニュースになったけれど、実はディズニーランドの"Casa de Fritos"で作っていたレシピをアナハイムの一家がフリトレーに商品化させたもの。
- タコベルのハードシェルタコ、実は創始者が開いていたハンバーガーショップのルート66を挟んで向かいにあったメキシカンレストランの発明。
- 世界最大のトルティーヤメーカー、"Gruma"。長年の間、トルティーヤ製造に革命をもたらしたトルティーヤ用粉、masa flourを生み出したとクレーム、"Maseca"として製品化して大成功していたけれど、実は乾燥マサはそれより20年以上前に特許申請されていた。
などなど。とここまで書いて、そういえばうちのMasecaまだ余ってるし、トルティーヤプレスしばらく使ってないんでトルティーヤもいいかも、と思い出す。
