Hole In The Wall

カリフォルニア州サンノゼ在のソフトウェアエンジニア。

超熟

言わずとしれたPascoの食パン。こっちでもかなり浸透していて、Berkeley Bowlには専用パン棚がおいてあったり。と言っても自分がアメリカに越してくるまではなかった(んじゃないかな?)んで、食べるのは初めてかも。

Pasco 超熟 From Japan

Weee!で妻が頼んだんだけど、日本から輸入している高級食パン。しかもパッケージはすべて日本語なのに"From Japan"とある海外専用。Pascoのサイトによれば、

これらの風味や食感を実現するために考えられたのが、
小麦粉の一部を熱湯でこねる「湯種製法」です。
当時「湯種製法」は品質の安定化が難しく、製パン会社での量産には不向きとされていました。

試行錯誤の末、Pasco独自の製法を開発し、 半年以上かけて量産化に成功。
「超熟製法 ※ 」と名づけ、特許製法として登録しています。

超熟のこと|Pasco|超熟 おいしさとあんしんを、これからもずっと。

要するに湯種製法を量産化するメソッドを考案したもの。なので基本は湯種パンと思っていいはず。湯種そのものは敷島製パン(= Pasco)他が特許を持っている。それを中華系のパン屋が(Hokkaido) Milk Breadとして大々的に広めたというのは随分前に書いたけど、

そのため最近の中華系パン屋には普通に湯種食パンが置いてある。("U-TA-NE"なのはご愛嬌)

U-TA-NE Toast - 0 Trans

で、肝心の味であるが、たしかに旨い。湯種の特徴の高加水率によるしっとりさがしっかり出ている。こっちで売っているいわゆるサンドイッチブレッドと比べると格段に違う。ただ湯種パン、としてみるとまあ一般的かも。ただし自分でパンを焼かない人には嬉しいと思われる。