タワー・レコードのDMで知ったんだけれど、Havana Jamのためだけに結成されたスーパートリオ、Trio of Doomの未公開音源のCDが発売になるらしい。
Trio of Doom: John Mclaughlin Jaco Pastorius Tony
- アーティスト: John McLaughlin
- 出版社/メーカー: Sony Legacy
- 発売日: 2007/07/03
- メディア: CD
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今回リリースされるのは、その時のライヴ音源とその後NYでスタジオ録音された音源に2曲のオルタネート・テイクを加えたもので、このトリオの全貌を明らかにする注目の一作です。 そして、この発売に際して意外な事実が判明しました。なんと「ハヴァナ・ジャム」に収録されていた音源は、実はこの際のスタジオ・セッションにオーバー・ダブして人工的にライブ音源に仕上げたものだったのがわかったのです。 トリオ・オブ・ドゥームはこれまで「ハヴァナ・ジャム」のライヴ音源が唯一の公式音源で、スタジオ音源は初登場だと思ってきたのが、実はその逆でここでのライヴ音源の方が正真正銘の初登場音源になります。
Havana Jam、日本でCDが発売になったときに期待して買ったんだけれど、Weather Reportの演奏はなかなかだったものの、肝心のTrio of Doomのは期待はずれだったのを覚えている。ジャコパスの伝記本によるとリハでは素晴らしかったが、本番のライブではジャコがおかしくなってジョン・マクラフリンとトニー・ウィリアムスが怒りまくったと書かれてある。ピーター・アースキンの記述によれば怒られたジャコ、舞台裏から危険な岩がいっぱいの海めがけてダイブしたらしい。彼の記憶によればこの時がジャコの奇行第一段だったらしい。
ということで未公開音源のクオリティは低そうだけれど、結局買ってしまうんだろうな。