Hole In The Wall

カリフォルニア州サンノゼ在のソフトウェアエンジニア。

フレズノをデバッグするプロジェクト。

ソフトウェアのデバッグじゃない文字通りのプロジェクト。

 セントラルカリフォルニアの蚊、2013年にAedes Aegypti(= yellow fever mosquito, ネッタイシマカ)という強烈な種類が確認されて以来増え続けて問題になってるんだそう。

んで、科学者たちがこれの対策のために二千万匹の蚊を放つ、というもの。なんじゃそりゃ~!?と思うけれど実は放たれる蚊は不妊処置された雄。なのでメスと交尾して卵を産んでもその卵は孵らない。なのでジェネレーションを追うに連れて個体数の減少を狙ったもの。

んで、今回のこのプロジェクトのウリの一つがGenetically-Modifiedじゃないこと。今までの技術が、

ネッタイシマカ対策[編集]

オックスフォード大学イギリスのバイオテクノロジー企業オキシテックは、遺伝子組み換えGM)技術で不妊化した雄のネッタイシマカを作り出した。「OX513」という単一遺伝子を組み込んだGM蚊は、繁殖することはできるが、子孫を残すことはできない。生まれた子供は、生殖機能が発達する前に死ぬようにプログラムされているためである。

不妊虫放飼 - Wikipedia

であるのに対し、

The mosquitoes being released were made sterile by bacteria known as Wolbachia. This is found in many other insects like dragon flies and butterflies, reports the Florida Keys Mosquito Control District. Debug Fresno also highlighted that no genetic modification takes place within the insects infected with Wolbachia. 

Wolbachiaというバクテリアによって不妊になるんだそう。これで自然体系を壊すような危惧が無くなるという利点が。 

頑張れデバッグプロジェクト!