ほぼ一週間ホテル詰めで世事に疎くなっていた。実はワイヤレスでインターネットに繋ごうと思えば繋げたんだが、bloglinesのニュースの未読が数百になってるのを見て思わず"Mark All Read"をクリックしてしまっていた（笑）。
そんな中、昨日のマイクロソフトのTypographyのセッションで話題になってたのが、ブッシュ徴兵疑惑の証拠となりうる新しいドキュメントについて。そのドキュメント自体は：
ワシントン――米ＣＢＳテレビの報道番組「６０ミニッツ」は８日夜、ブッシュ米大統領のベトナム戦争中の軍歴疑惑について、ブッシュ氏の当時の上官の覚書を報道した。これによるとこの上官は、ブッシュ氏に規定の訓練や健康診断を免除するよう、「上層部」から圧力がかかったと書いている。これまで公表してきた以外に関連資料はもうないとしていたホワイトハウスは、番組放送終了後、この問題の資料を公表した。
ところが、この文書がMS Wordで作ったねつ造文書なんじゃないかという話が持ち上がる。んで、こんな事をやった人が：
I opened Microsoft Word, set the font to Microsoft’s Times New Roman, tabbed over to the default tab stop to enter the date “18 August 1973,” then typed the rest of the document purportedly from the personal records of the late Lieutenant Colonel Jerry B. Killian.
And my Microsoft Word version, typed in 2004, is an exact match for the documents trumpeted by CBS News as “authentic.”
これだけ酷似していれば、MS Wordで作ったと疑われても不思議じゃないよな。ねつ造かどうかは未だにもめてるみたいだが、Typographyセッションでは、例の文書とMS Wordで作った文書を比較して、”こんなにコンパチブルなんです！”と説明していた。うーん、あれは説得力があったな。
