今日から山岳路入り。ピレネー山脈を登る。
朝起きてOLNをつけたら超級の登りが終わった残り３０マイルぐらいのところを生中継していたんだけれど、その時点で先頭と集団で１１分も差がついていた。最後のCategory 1の登りを終えても９分以上。いいのかプロトン。
最後の登りが終わった時点で先頭はAG2RのCyril DesselとAgritubelのJuan Miguel Mercadoの２人。後はゴールまでは下るだけ。この２人のどっちかが勝つのがほぼ決まってきた頃にこの二人、何か話し合ったり、首振ったりしている。その後はずっとDesselが引っ張り、Mercadoは後ろにぴったりくっついたまま。結局最後のスプリントで余力を残したMercadoが勝ってステージ優勝。
レース後のインタビューをウェブで読んで驚いた。あの話し合いの内容、Mercadoが”おまえはYellow JerseyとPolkadot Jerseyを取れるんだから、ステージ優勝は俺に譲れ！”と言ってたらしい。でDesselがそれに応じなかったんでその後はMercadoは一度も引っ張らずじまい。そんな談合ってアリなんですか？
一度も先頭で引っ張らずにステージ勝利っていうと去年のヒンカピーを思い出すけれど、Desselが怒らずに”彼も頑張ったんだからいいんじゃないの”的発言してたのは大人だったと思う。
