Hole In The Wall

カリフォルニア州サンノゼ在のソフトウェアエンジニア。

偏見は持ちたくない。しかし、

偏見を持っている人がいるのは事実。いつもお世話になっている中国人メーリングリストで、このニュースが話題になっていた。

どろどろに溶かした段ボールの固まりをひき肉に練り込んでいる隠し撮り映像が、11日、北京テレビのニュースで流された。豚肉と段ボールは4対6の割合。香料を足して10分ほど蒸すと「偽肉まん」ができあがる。放送後、インターネットの掲示板には「何を信じて食べればいいのか」などの書き込みが殺到した。

「どこまで悪くなるの?」というサブジェクトで始まったこのスレッド、とある人が「段ボール食べて死んだ人がいる? それよりももっと大きなアル中やヤク中に目を向けるべきだ。」と発言。はぁ?そりゃ違うだろと思ってみていたら段々論争が盛り上がって、なぜかそのうちの誰かが「昨日のテレビでIris Chang*1が中国のスパイじゃないかと日本が非難していたと言ってたけれど、これこそ物事どこまで悪くなるかだと思う。」と話が全然違う方向へ。そんな中、それに対する別の人のコメントを見て、開いた口がふさがらなかった。そのまま載せるわけにはいかないんで要約すると、

たぶん日本政府は国民の「中国・中国人嫌い」という感情を維持するために、今の(南京大虐殺を認めないという)スタンスを崩さないだろう。なぜならば中国が日本の驚異脅威になりつつあるという明白な理由があるからである。

なんですかこれは!こういうことをメーリングリストで公言してはばからない神経を疑う。

*1:The Rape of Nankingの著者