Hole In The Wall

カリフォルニア州サンノゼ在のソフトウェアエンジニア。

子どもに付き合ってボランティア。

アメリカの大学入試、日本と違い試験一発で合格というのではなく、高校の成績及びどんなことをやって来たかというのがかなりの比重を占める。その中にコミュニティ活動をどれだけやったかというファクターもあり、高校生になると率先してボランティア活動を始める。さらに16歳未満は保護者が付き合わなければならない。ということで今日長男と一緒にAmerica's Second Harvestという団体のボランティアをしに行ってきた。
Food sorting
この団体、食料品の寄付を受け付けてそれを困っている人々に配るというもの。で、今日やったのは寄付されてきた食糧を種類ごとの塊にソートする作業。私はクリスマスのFamily Giving Treeで何度か経験があるんでやる前におおかたの想像がついたけれど、長男はものすごく大変な仕事を連想していたらしい。ごちゃ混ぜに送られてきた食糧を缶詰、乾燥食糧、麺類、穀類などにわけるんだけれど、何故かChiliとグリンピースの缶詰だけは特別扱い。理由を聞いてみたらそれらの缶詰の一部のブランドで問題があったことがあり、それらを取り除かなければならないためらしい。
ボランティアに参加する人々を見ると、なんらかの傾向があることが分かる。一つ目はうちと同じように、大学入試のためのコミュニティ活動のクレジットを受け取るために来ている親子。二つ目はおじいさんおばあさん。社交の場になってる様子。歩行器に掴まっているおばあさんまでいた。3つ目は純粋なボランティア。教会からの参加など。皆それぞれ別の目的でボランティアしているわけだけれど、結果として飢餓で困っている人々が救われればそれはそれで良いんだろう。