H-1B、アメリカの労働ビザの一種で海外からタレントを持った人材を呼び寄せてアメリカの国力を維持しようというのが主たる目的なのだけれど、それが有名無実になりつつあるという話。BusinessWeekより：
But data just released by the federal government show that offshore outsourcing firms, particularly from India, dominate the list of companies awarded H-1B visas in 2007.
ここに2007年のH-1Bビザの組織別内訳があるけれど、一位から十位のうち、MicrosoftとIntelを除く8社がインドに母体のあるアウトソーシング企業。これは全く想定範囲外の状態である。しかも今年の枠は受付開始後すぐ満杯になり、異例の抽選を行った経緯からすると、H-1B自体の存続にもかかわるかもしれない。
私がH-1Bで来た当時はこんなことは無かったんだけれどなぁ。というかうちの会社がH-1B申請上位200社に入っていないということの方がちょっとショック。
