Unicode Consortiumで俳句のコンテストを行っている。ここのルールによれば、
Each entry should be 3 lines, with 5 syllables on the first, 7 on the second, and 5 on the third.
三行でそれぞれ5・7・5の「音節」から出来ている詩というのが「俳句」としての条件。日本語で提出したらどうなるのか、Unicode Consortiumなら大丈夫かな?とか一瞬思ったけれど、それよりも気になったのが「音節」を単位にした場合、日本語より英語などのほうが俳句には有利なんではないかという事。WikipediaのHaikuの項にある松尾芭蕉の「古池や蛙飛び込む水の音」の英語訳が、
old pond . . .
a frog leaps in
water’s sound
これを音節で数えると、2・4・3にしかならない。かたやUnicodeのサイトにある俳句の例:
Chaos reigns within.
Reflect, repent, and reboot.
Order shall return.
(aka Blue Screen)
一行ごとに文になっている。情報量としてはこっちの方が多いんじゃないだろうか。
こんな事を考えながらこれってTwitterの140字制限と真逆じゃないかと思ってみたり。