Hole In The Wall

カリフォルニア州サンノゼ在のソフトウェアエンジニア。

Relocation Benefits

今日は朝から会計事務所に行って税理士さんに税金についてのお話を伺ってきた。Tシャツで行こうとする私に奥が”きっとネクタイしてるよ!”と脅してきた。が、行ってみたら相手はポロシャツだった。

前々から気になっていた、為替マジックによるマンション売却時の利益がどうなるかに付いて聞いてみた。地価下落により、日本円ではマンション売却益は出ていないのであるが、購入時円高、売却時(比較的)円安なのでドルに換算すると得したことになってしまうのだ。これ自体はやはりどうしようもないものらしい。ただ、うちの場合売却したのが日本にいるときなのでその期間をnon residentと見なせば、U.S.-Japan tax treatyにより(もちろんその間日本で税金を払っているのを前提として)これを免れる事が出きるそうなのだ。ただ、うちの場合前年アメリカにいたので、non residentと見なすためには奥が勤めていないにも関わらず、Married Filing Separatelyで申告する必要があるらしい。この辺の理由はよくわからないがこのようにIRSで決まっているとのことだった。税理士さんがざっと概算したが、Married Filing Separatelyによる高税率を適用しても為替マジックによる税金より安いそうなのだ。しかし本来Jointでいいはずなのに、全く納得のいかない話だ。

この税理士さんは会社のリロケーションベネフィットの一環として初年度のTax Returnまで面倒見てくれるのだが、とっても面倒見がよさそうだ。転職前の会社の時とは大違いだ。転職前の会社も会計事務所を雇って長期出張時にTax Returnの手伝いをしてくれたのだが、サービスは悪い、期限を守らない、内容が間違っているなど、散々だった。また、会社紹介の不動産屋も前回出張時の会社はインターネットですぐ見つかりそうな情報を元に1日ツアーガイドしてくれただけだったが、今回の不動産屋はまずミーティングによるリクワイアメントの調査、物件検索、さらに契約後は電気ガス水道電話などの手配までしてくれるそうだ。また資料も充実していて、カリフォルニアで生活する上での情報を満載した自前のバインダー(奥はこの情報を元に、自分のウェブサイトを充実させるそうだ)や、1冊十数ドルする本が数冊入ったトートバックに、ご丁寧に裏に"Welcome to California, XXXX and YYYY"(XXXX, YYYYは私と奥の名前)とタイプされた名刺をパウチっ子して張り付けたパッケージをくれた。きっと会社がこの手の業者に支払っている金額が段違いで違うのだろう。目蜂Mさん、そんなとこケチってるから転職してしまうんだぞ〜。

そういえば昼前に賃貸物件のオーナーから電話があり、契約を結びたいとのことだった。うぉし! 土曜日に契約の予定。