かかしさん、こすもすさん、すんぢ氏にご一緒させていただき、Yoshi'sにMcCoy Tynerの演奏を聴きに行った。実はMcCoy TynerをYoshi'sで聞くのは３度目である。なんか変な縁があるのかもしれない。
今回はベーシックなトリオでの演奏。他のメンバーはベースChristian McBride、ドラムJeff "Tain" Watts。二人とも今をときめく若手のジャズプレイヤーである。このかっちりとして、しかも圧倒的にパワフルなリズム隊の上に、独特のMcCoy節が流麗に展開される。演奏時間は１時間ほどとちょっと短かったが、全体的にアップテンポな選曲が多く、McCoy Tyner自身も若さを取り戻したかのような力強いすばらしい演奏だった。
前回行った時（ちょうど一年前だ）もトリオの演奏で、ベースは同じくChristian McBrideだったんだが、日記を読む限りそれほど感動してないように思える（笑）。ということはやっぱりドラムのJeff Watts加入により、きりっと引き締まって、かつパワフルになってるんだと思う。
ところでこのJeff Watts、演奏中に頭をやたら振るのだが、なーんかの動きに似てるなーと思ってよく考えてみたら、そうだ、あかべこだ。もちろんずっと動きは速いんだけど、首を支点にした頭の動きがなんかあかべこを連想させる物がある。そんなことを思いついたら、その後の演奏がおかしくてしょうがなかった。
