Googleは、スタンフォードおよびハーバードの両大学をはじめ多数の機関の協力を得ながら絶版本や著作権で保護された作品をデジタル化し、Google上でこれらの書籍を検索できるようにする計画だ。
今朝通勤途中にNPRのニュースで知る。
サーチエンジンはその性格上、インターネット上にある情報だけしか調べられない。コンピューターが発達したのがここ２〜３０年の事なので、その期間におきた事象がメインというわけだ。コンピューターによってデータがデジタル化される以前の何十、何百年という書物によってのみ伝えられてきた情報は未だに図書館にある本を調べるという手法しかないのであるが、このプロジェクトによってそういった情報もGoogleで検索可能になるわけである。ラジオによれば2010年が目標という大変長期なプロジェクトだが、Google、やはり目の付け所が違うなぁ。
ところで同じラジオのニュース。文豪スタインベックの生誕地、サリナスが極度の財政危機に陥っていて、同氏を記念して立てられたスタインベック図書館が閉鎖の憂き目にあうらしい。同じ”図書館”でも大きな違いである。
