今更ながら、Last.fmにはまっている。このLast.fm、インターネットラジオ局なのだけれど、今まであったインターネットラジオ局が単にラジオ番組をストリーミング再生するだけだったのに対し、Last.fmはWeb2.0の要素を全て取り込んだ全く別種の物である。ユーザーによってタグ付けされているんで、自分の好きなジャンルのタグだけを選んで聴くことが出来る。また”もう二度と聴きたくない！”や”はぁと！”マークを聴いている曲に付けることが可能。
自分はJazzを中心に聴いているけれど、ふと思ったのはこのサービスの出現で、KCSMの役割が激減してしまったこと。いままでKCSMはJazzに特化したCM無しのラジオ局という特徴があったんだけれど、常時接続のPCがある環境だったらKCSMの必要性はほとんど無くなってしまった。もちろん車に乗ってる時などはインターネットにつなげられないのでKCSMにまだ利点があるが、Last.fmはPledge Driveでドネーションしてくれ！としつこく言われることもないし、もちろんCMが入ることもない。
ただでさえ困難なドネーション集めを考えると、ずいぶんお世話になってるんで残念だけれどKCSMの様なラジオ局が衰退していくのは自然の流れのように思える。
