Hole In The Wall

カリフォルニア州サンノゼ在のソフトウェアエンジニア。

Christian McBride and Inside Straight

Santa CruzのKuumbwa Jazz Centerへ、Christian McBrideのバンドを聴きに行った。彼の演奏はMcCoy Tynerのバンドで何度か聴いた事があるけれど、リーダーとしては初めて。
Kuumbwa Jazz Center
Alto Sax, Vibe, Piano, Bass, Drumsからなるシンプルかつオーソドックスな5人構成。正統かつexcitingなモダンジャズを聴かせてくれた。演奏した4曲のうち3曲は、

Kind of Brown
Kind of Brown
posted with amazlet at 09.06.12
Christian McBride & Inside Straight
Mack Avenue (2009-06-16)
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このアルバムから。リリースまで後5日だけれど、会場では先行販売していた。残りの一曲はFreddie Hubbardのバラード(名前失念)。
しかしChristian McBride、エンターテイナーである。演奏はもちろん、喋りも面白い。アルバムタイトルの"Kind of Brown"は"Kind of Blue"のパクリなんだろうけど、演奏中しっかり"So What"のベースイントロを仕込んでみたり。タイトル自体は「色」としての印象だと"Blue"より"Brown"の方が自分たちの演奏に合っているんでこんなタイトルにしたらしい。また"Inside Straight"というバンド名は去年のMonterey Jazz Festivalの後ウェブ上で公募したものだそうだけれど、応募されてきたこの名前を見たときにピンときたそうである。お客さんにのってもらう、足でリズムを取ってもらう、そんな演奏を目指してつけたバンド名とのことらしい。
今日の演奏はこれからひと月ほどのツアーのまさに初演で、リハーサルだとジョークを飛ばしていたが、「初めて」が多い演奏だったそう。このメンバーでの演奏は初めて(練習もまだ5時間ぐらいしかしていないらしい)、"Inside Straight"というバンド名での演奏も初めて、もちろんツアーも初めての初めてづくし。
しかしKuumbwaはアットホームな雰囲気で大変よろしい。と思っていたら演奏家たちもそう思っている、とChristian McBride自身が証言していた。今年で34年目だといっていたけれど、いつまでもなくならないでほしいもんだよ。