さっきの月餅、普通のと「氷皮」のは簡単に区別つくけど、
その内容物。
月餅 - 蓮蓉 (Lotus seed)
氷皮月餅 - 芋頭 (Taro)
月餅・氷皮月餅 - 紫薯 (Purple Yam)
これのPurple Yamの日本語がムラサキイモだろうと安易に想像したら、
ダイジョ(大薯、ダイショ)は、ヤムイモ(ヤマノイモ目ヤマノイモ科ヤマノイモ属の食用種)の1種の芋類。学名 Dioscorea alata。シンショ(参薯)、デンショ(田薯)、コウシャイモ(拳薯)、オキナワヤマイモ(沖縄山芋)、タイワンヤマイモ(台湾山芋)、ウベ (フィリピン語:ube)、パープルヤム (purple yam)、ウォーターヤム (water yam) とも。奄美方言ではこうしゃまんという。
全然違った。しかも、
ただし、ムラサキイモはサツマイモ(ナス目ヒルガオ科サツマイモ属サツマイモ。学名 Ipomoea batatas。)の紫色の品種で、ダイジョとは近縁ではない。
ということで、purple yam (= ube)はムラサキイモではない、という知見を得た。しかもムラサキイモはさつまいもでナス目、purple yam/ubeはヤマノイモ目。目からして違う品種。漢字で区別すると芋と薯。ああなるほど、だからpurple yam/ubeはなんとなくトロロ的にネットリした触感があるのか!