今日のキーノートは恒例の寸劇で始まる。マイクロソフト批判も恒例だ。今年は最近オーストラリア続編も無事終了したサバイバーをパロったもの。これは知らない人にはわかんないだろうなぁ。
JavaOneの楽しみの一つに、昔の知り合いとかにばったりと出会っていろんな話ができることにある。あんなに混雑しているのに、何故かひょっこりあったりするのだ。NTTドコモのセルフォンの事例をアメリカに紹介するセッションがあったので聞きに行ったら何とそのスピーカーが１０年以上前にOS/2のウィンドウシステムの国際化（当時はまだ国際化などとは言わず、double byte enablingなどと言っていた）で一緒に仕事したマイクロソフトの人だった。
IBMとマイクロソフトが喧嘩別れした後、消息不明だったが（こっちもだが）、その後アメリカに渡り、Windows 95、Internet Exprolerのアーキテクト、去年の始めにＭＳをやめる前は.NETのプロトタイプを作っていたらしい。その後ベンチャーキャピタルを経て、去年の８月に念願のスタートアップを設立したそうだ。私の知る限り、アメリカで最も成功している日本人の部類だ。彼の成功をたたえると共に、自分に対して気を引き締める１日だった。
