多分最後の大学見学ツアー。UC Davisへ。ここもUCでは生徒数でUCLA, UCBに次ぐマンモス校。敷地だけだと一番でかい。
獣関係の学部は全米でもっとも優れていて、バイオ系も強い。そのせいかとってものどかな雰囲気が漂う。まあDavisという町自体がそうなんであるが。
構内にいくつかあった謎の卵頭。これは図書館前ので、例に漏れず、生徒達は試験前にこれに触ると良い点が取れる、と縁起をかつぐそう。
Davisは言わずと知れた「自転車コミュニティ」である。今まで訪ねたどの大学よりも自転車利用率が高いように感じた。構内の自転車屋ももちろん最大級。
これらは全てこの大学の元社会学教授、John Finley Scottによる所が大きい。Davisが全米初の自転車レーン導入都市になったのもこの人の働きかけのおかげだし、そもそも現在のマウンテンバイクの原型を考えだしたのもこの人で、Gary Fisherが初めて作った会社、MountainBikesにも出資している*1。Davis Double Centuryもこの人が参画したという記述もある。
午前中に見学は終わり、午後は奥のアンティーク屋めぐりをしてゆっくり帰宅。
