存在は知りつつも、今まで行く機会がなかったMountain ViewにあるComputer History Museum。たまたま勤務先が無料で開放してくれるイベントが昨日・今日とあったんで長男を連れて初めて訪れてみた。
2時間ほど巡ってみたけれど、どちらかと言えばハードウェア主体。気になった展示を幾つか。
言わずと知れたENIAC(の一部)。ついていたプレートには「John von Neumannの勧めによりアメリカ陸軍の弾道研究室から出展」とある。これだけでもコンピュータ史上重要なポイントを突いてるよな。
ENIACを作ったエンジニアたちが商用に作り上げたUNIVAC。
エニグマ。第2次大戦中のドイツの暗号化装置。未だ未解読な暗号があり、それを解くプロジェクトもある。
コンピュータ史を語る上でさけて通れないのがIBM。ただ元はタイムカード用時計や、
計り!を製造していたり。まあ"business" machinesだからね。
IBM 1401用に特別にデモルームが設置。昔の映画の一場面にありそうな光景。
汎用機代表、System 360
エポックメイキングだったIBM PC、それにPS/2。このへんになるとようやく身近に。昔携わったOS/2の言及も。
トークン・リング・ネットワークとか涙出る。当時イーサネットが10Mbpsだったところ16Mbps出せる、とか新入社員研修でさんざん教えこまれた気がw。
個人向けといえばやっぱりアップル、特にここシリコンバレーならなおさら。よってApple I,IIはもちろん展示。他にもMac plusとかもあったな。
Sunは影が薄かったな。かろうじてSun-1 Workstationがあった程度。お世話になったSun 3を見たかったな。
スパコンのCRAY-1
この配線は何だ!
それにしても楽しめる場所だった。長男も面白がっていた様子。特にゲーム系。いい機会を与えてくれた勤務先に感謝。