昨日あまりにもサラッと流してしまったんで、SL3組み立ての時感じたことをもろもろ。
- ヘッドセットの組み立てが想像以上にシンプルだった。下ワンはもともとフォークにセットされているし、アヘッドセットのように上下ベアリングを慎重にヘッドチューブに組み込むなんてことをしなくても良い。積み木みたいにカートリッジのインテグレーテッドベアリングを積み上げるだけ。
- フォークコラムもカーボンなんで、金属コラムにスターファングルナットをガツンガツン打ち込むということはなく、内側からexpanderという部品で固定する。そのためステムを締める部分が丁度このエキスパンダー部分に重なるようにして、コラムに負担がかからないようにする。
- ボトムブラケットの組み付け、BBハンガーのタッピングはもちろん、フェーシング加工もすでにされているんで、グリスを塗って(というかBBにすでに塗布してあるのを伸ばすだけ)ねじ込むのみ。ポン付けと言ってもいい簡単さ。
- フロントディレイラーはBraze-Onだったんだけれど、これはClamp形式に比べると異様に簡単。そもそもずれというのが起きにくい構造になっている。なぜこれが主流にならないんだろう。
- Park Toolのトルクレンチは本当にカーボンバイクの事を考えに入れて設計されたのか疑問。カーボンの締め付け部分、8〜10Nmぐらいのトルクで締め付ける部分が多く、Park Toolの小さい方のトルクレンチ(TW-1, 0-7Nm)だと範囲外、大きい方(TW-2, 0-70Nm))だとやたらすぐに到達してしまう。
- Ultegra 6700のSTIはシフトケーブルがハンドルバーに沿う方式に変わったんだけれど、バーテープを巻くのはそこまで面倒ではなかった。まあCampyな人々からすれば前からなんだけれど。
総重量を測ってみたら、ペダル・ボトルケージ込みの状態で7.1kg。今までのAllezが9.6kgなので2.5kgの減量化。