= 電話の待ち時間等に流れる、インストゥルメンタルなポピューラー音楽。Elevator Musicとも言う。
テレカンファレンスなどで主催者が現れるまで参加者は普通この手の音楽を聞いて待つことになる。最近はチャット併用電話会議も結構あり、"Listening to Muzak"とかよく書く人がいるんで「おお、そういうのか」と思ってたけれど、昨日の"It Might Get Loud"にも登場していた。
というのもJimmy Pageがセッションミュージシャンをやっていたとき言われるがままに演奏するのに嫌気がさし、果てはMuzakを演奏させられて自分のやりたい様にやると決心したというくだりがあった。まあそれでYardbirdsからZepという成功をおさめるわけであるが。
で、このMuzak、実は結構古く1930年代に作られた会社名。"Kodak"という造語の会社名に影響を受けた創設者が、"Mus(ic) + (Kod)ak"で"Muzak"としたという話。結構映画等でもコミカルに使われたりすることが多い。たとえばBlues Brothersのこのシーン。
「イパネマの娘」とかぴったりだな。ポール・モーリアの曲とかもよく有りそう。