最近はあんまり自転車レースの感想をブログに残さなくなったけど、今年のブエルタは近年になく面白かった。未だ明日の最終ステージがあるけど、Sepp Kussの優勝!結果からだけ見れば、Jumbo Vismaの圧勝。ポディアムスウィープ、今年の3大ツールもすべて制覇というこれ以上望むべくもない結果だったけど、やっぱりSeppの成長ぶりと、個人的にGesinkの貢献を挙げたい。
Seppの活躍は2020年のTdFで。
将来期待が持てるDurangoan. きっちり仕事こなしてる。
— Naoto Sato (@naotoj) September 16, 2020
それ以来RoglaとJonasを山で引っ張る専門。今年のブエルタでの活躍は顕著。赤ジャージ取得後、RemcoにITTでひっくり返されると思ってたけど快走。その後着実に首位をキープしてきた後のStage 17、恐怖のAngliru。
Nooo! これは散々SNSで叩かれ、その後はRoglaもJonasもSeppをサポート。
今日のこのシーンは今後しばらくは語られるだろう。
で、Gesinkである。
2007年のプロデビュー。Tour of Caliで新人ジャージ。
それ以来ずっとRabobankで20年超えの大ベテラン。今回も彼が活躍しなかったらJumbo Vismaの大勝利はなかったのでは。
いずれにせよ、今回のVuelta、最大の学びはこれかも。
Sepptember 17th…..#Zerostagestogo This dude @seppkuss is going to win @lavuelta today, defying the odds in his third GT of the year. Historic day for so many reasons, but by far the biggest is the fact that it IS possible for nice guys to win Grand Tours! pic.twitter.com/zYiGpAEaxH
— VandeVelde,Christian (@ChristianVDV) September 17, 2023
この最後、「ナイスガイでも3大ツールで優勝可能」。これに尽きる。