Hole In The Wall

カリフォルニア州サンノゼ在のソフトウェアエンジニア。

La Vuelta 2023

最近はあんまり自転車レースの感想をブログに残さなくなったけど、今年のブエルタは近年になく面白かった。未だ明日の最終ステージがあるけど、Sepp Kussの優勝!結果からだけ見れば、Jumbo Vismaの圧勝。ポディアムスウィープ、今年の3大ツールもすべて制覇というこれ以上望むべくもない結果だったけど、やっぱりSeppの成長ぶりと、個人的にGesinkの貢献を挙げたい。

Seppの活躍は2020年のTdFで。

それ以来RoglaとJonasを山で引っ張る専門。今年のブエルタでの活躍は顕著。赤ジャージ取得後、RemcoにITTでひっくり返されると思ってたけど快走。その後着実に首位をキープしてきた後のStage 17、恐怖のAngliru。

Angliru

Nooo! これは散々SNSで叩かれ、その後はRoglaもJonasもSeppをサポート。

Congrats, Sepp!

今日のこのシーンは今後しばらくは語られるだろう。

で、Gesinkである。

2007年のプロデビュー。Tour of Caliで新人ジャージ。

Robert Gesink and Levi Leipheimer

それ以来ずっとRabobankで20年超えの大ベテラン。今回も彼が活躍しなかったらJumbo Vismaの大勝利はなかったのでは。

いずれにせよ、今回のVuelta、最大の学びはこれかも。

この最後、「ナイスガイでも3大ツールで優勝可能」。これに尽きる。