昨日刈った芝の仕上がりがよく無いなぁとなにげに部屋から裏庭を眺めていたら、前の電線からすーっとハトが飛び降りてきて、目の前を行ったり来たり。それも時々立ち止まって横目でガンを飛ばしているのである。いくらガラス越しとはいえ敵意むき出しだ。
変だなぁと思って周りを見回すと、そこにはまだ産毛の抜け替わっていないハトの雛がうずくまっていた。前からハトがその上の屋根の梁のほんの小さな隙間(10センチ×40センチぐらい)に巣を作っていたのは知っていたのだが、どうやらそこから落ちてしまったらしい。巣には母親らしいハトともう1羽の雛が心配そうに下を見ている。メンチ切ってきたハトはきっと父親だろう。
実は以前も同じ場所に巣を作ったハトがいたのだが(同じ親の可能性大)、その時も雛がしたに落ちてしまい、かわいそうな結末を迎えた。今回はその二の舞は避けたい。とりあえず巣に雛を戻すしかないだろう。
ということで雛をそっと捕まえて巣に戻す。驚いて飛び立つ母親。落ちるもう一匹の雛。何とか2匹を梁の上に乗せたけど、いつまで経っても親は戻ってこない。雛たちを捨ててしまったんじゃないかと心配する子供たち。
もう暗くなりかけた頃にようやく親が戻ってきた。安心して喜ぶレオ。しかし、これからどんどん大きくなるのにあの巣の大きさじゃ無理があるなぁ。来年はハトの脳みそを酷使してよく考えるように!